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 宿屋のベッドで何度目かの寝返りを打ちながら、ヴィンセントはため息と共に呟いた。

「……暑い」

 同室だったシドは、同意しつつも苛立ちをつのらせる。暑さは、人の心を刺々しくさせるものだ。

「なら、ブリザドでも使えって」
「店の人に怒られるだろう」

 白磁の肌に黒い髪をまとわりつかせ、またヴィンセントは寝返りを打った。

「……暑い」
「なら脱ぎゃぁいいじゃねぇか。ここにはオレ様しかいねぇんだ」

「だから駄目なんだ」

「え?」
「……暑い……」

 シドは起きあがってヴィンセントを見やるが、彼は同じ言葉を呟くだけだった。


 熱帯夜の文字を見て、書きたくなりました。
 でもヴィンは、夏が似合わない子(笑)
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