「なぁ、悟浄の幸せってなんだ?」
「あー?」
食事も終え、のんびりと煙草を吹かしながらテレビを見ていたら、突然質問が降ってきた。なんの前触れもない。
食器洗いが完了した焔は、俺の対面に座る。
「哲学にでも目覚めた?」
「いや、皿洗い暇だったから」
「しょーもねぇな」
煙草を灰皿に置き、焔を見やる。焔は真剣に訊いたわけではないのか、勝手にテレビチャンネルを変えている。俺もそれに合わせ、深く考えずに答える。
「んー。煙草吸ってるとき、寝てるとき、セックスしてるとき」
「凄い欲望に忠実だな」
「そんなもんだろ」
テレビのリモコンに手を伸ばすと、つかむ前に手を叩かれた。仕方なく手を引っ込める。
「じゃぁ、お前の幸せはなんだ?」
「ん? おれか?」
一瞬だけ目をぱちくりさせた焔は、あっさりと答えた。
「悟浄と一緒にいるとき。悟浄が幸せなとき」
「……ちょっとこっち来い」
「ん?」
俺は焔を手招きして、自分の膝の上に座らせる。
「どうした?」
「いや、めずらしく可愛かったから」
一瞬だけきょとんとした焔は、すぐににっこりと笑みを浮かべる。
「キスしてもいいぞ」
「はいはい」
俺は焔の頭を撫でて、唇にかるくキスをした。
たまには、めちゃんこラブを。
バカップル浄焔も好きです。
三蔵達の前でむちゃくちゃイチャついてるの。そしてすげぇウザがられてるの(笑)
たいがい夢見てます(笑)
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