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 一週間ぶりの休日。悟浄は昼過ぎに眼が覚めて、のんびりと階下へ降りてきた。
 リビングへ通じるドアを開ければ、眠気を誘うような音楽が小さく流れてくる。
「おそよう。悟浄」
「ん、おそよう」
 先に起きていた焔は、椅子に座ってカップを両手で持っている。一人ティータイムに入っていたらしい。
「飯すぐにできる?」
「んー、ちょっと待つ」
「あ、そ。」
 まだ焔は食事を作る気分ではないのだろう。仕方なく悟浄は、もう一つの椅子に腰かけて待った。
 テーブルに視線をめぐらせて、初めて新しく陳列しているものに気づく。

「なにこれ」
「ん?」
 ガラスの小瓶に詰められた、色とりどりのかけら。
「金平糖だ」
「見りゃ判る。食うのか?」
 甘いものが苦手な悟浄は、砂糖の塊を食べると想像しただけで、胸のあたりがムカムカしてきた。顔をしかめる。
「いや、角砂糖代わりに使うんだ」
「溶けにくいだろ」
「別にいいんだ」
 焔はカップの中へ、金平糖を二つ落とす。

「ほら」
「ん?」
 カップを差し出され、悟浄は中を覗いた。
「夜空みたいだろう?」
 にっこりと浮かんだ笑顔に、悟浄も微笑した。


金平糖を砂糖代わりにしたら不味いかなぁ??
成分はほぼ同じだと思うんだけどね。
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