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「なんで俺様が菓子を配らねぇといけないんだ」
「私はパンプキンパイを作るから、配る方にあまり時間をかけられないからだ」
「バブ馬鹿」
「頼んだぞ」


コンコン。
「トリックオアトリート!」
「よぉ」
「うわーっ! なんでここにタガーがいるの?!」
「酒はあるか?」
「なにしに来たんだよ、お前ら」
「お菓子もらいに決まってるだろ」
「俺は酒だ」
「ほら、カゴ寄越せ……ボンボンならあるが、酒は諦めてくれ」
「コレ食べれんの?」
「中身はマンクが用意したモンだ」
「ふぅ……今日は、ここだけが頼りだったんだが……」
「カーバは?」
「女神の尻追っかけてる」
「マンカスはぁ?」
「バブを甘やかすのに必死だ」
「ふーん。じゃぁ、よろしく伝えといてよ」
「気が向いたらな」

トントン。
「こん……ばんは」
「あぁ」
「えっと……トリックオア……トリート?」
「お前には、トリックかな?」
「え?」
「おらっ」
「き、きゃぁっ!」
「ちょっ、なにしてんだよタガー!!」
「ナイスタイミングじゃねぇか、ミスト」
「ヴィクを離せぇっ!」
「あぁ? ちょっとトリックを選んだだけだろ」
「お前が悪戯をしてどうする」
「だっ……!」
「ミスト、ヴィクトリア、すまない」
「ありがとう……」
「マンカスは悪くないよ」
「はい、お菓子だ。気をつけて、まわるんだぞ」
「うん。バイバイ」
「またねー」
「…………ったく。どうしてお前は素直に行動できないんだ」
「ちょっとミストをからかっただけじゃねぇか」
「ミスト? ヴィクトリアじゃなくってか?」
「この鈍感」


バタン!
「「トリックアンドトリート!!」」
バタン。
「ちょっと! なんで閉めちゃうのよー!!」
「横暴だぞー!!」
「泥棒がドアから入ってどうする」
「今日ぐらいは良い子にしようとしただけじゃないーッ」
「ったく。仕方ねぇな」
カタン。
「あ? ……やられた」


「もう、落ち着いたかな?」
「そっちもか?」
「あぁ。あとは焼き上がるのを待つだけだ」
「トリックオアトリート」
「ん?」
「つったら、なにくれる?」
「はぁ……バブが帰ってくるのを待ちなさい。そうしたら、みんなで食べよう」
「ちげーよ、ンの馬鹿」
「なにを怒っている?」
「お前が――」
「ただいまー!」
「おかえり、バブ。今日はどうだった?」
「あのね、あのね、いっぱいおかしもらえたの」
「それは良かったな」
「うん。おにいちゃんにも半分あげるね」
「ありがとう」
「あ、タガーおにいちゃん」
「よぉ……」
「タガーおにいちゃんにもお菓子あげる!」
「ありがとよ」
チン。
「お、丁度できたな」
「なになにー?」
「パンプキンパイだよ。みんなで食べような」
「わーい」
「手を洗っておいで」
「はーい」
「……バブ馬鹿」
「タガーにも、ちゃんとおもてなしはある」
「あ?」
「お酒を用意しておいたから、一緒に飲もう」
「……はぁ」


Happy Halloween!!
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